先週末の2日間、カザワスノーエリアにて群馬県スキー技術選手権大会が行なわれ榎並は2003年以来16年振りに参加しました。
初日3種目4本、2日目4種目4本、二日間で計8本を滑りましたが、硬い雪質などで足が攣りそうになったり 腰が痛くかがむ事が辛く朝靴下が履けないくらい頑張りました。
結果はマスターズ(シニア)で1位、一般ではかろうじて10位以内に入ることができた。
・参加した訳は・・、ふだんのスキーはレッスンが主、たまには自分も人に採点・評価される立場になって緊張感を体験したかった。
55才を過ぎて今の自分がどこまでできるか試し挑戦してみたかった、またレッスンの中で自分の考えコンセプトが実際の滑りで表現できるかを試したかった。
・滑って感じたこと・・、スピードに弱くなった、 ふだんはレッスンで滑っているので低速や中速が主で高速には慣れていない。
身体が思うように動かない、 小回りでもう少し横のスペースを使いたいと思うが身体がそうさせない。日頃トレーニングはしてないし冬のスキーのレッスンと夏はゴルフをする程度(昔のように動けるわけが無い・・)。
・若い選手・・、現役の若い選手はパワーも勢いもある(羨ましい)、更に技術を磨き県の代表として色々な場面で大いに活躍して欲しいと思う。
ジャッジの観点を考えると 一番はスキーがどう動いているか、スキーの動きと身体のバランスでその人の技術が良く分かる。 その中で目指すスキーは、力強さ・スキーの走り・メリハリ・巧みなスキー操作・ターン弧をしっかり描いた中でのスピード・ターン後半のエネルギーロスの少ない推進力のある加重、ターン前半の走りを利用した移動と早い方向付けと正しい体軸作り(正しいポジション)・・・ 無駄が無いけどアクテッブなスキーの動きと身体運動・などが評価の観点になると思う。
技術の根源は「競技スキー」もまったく同じである。競技スキーでの早い滑り・技術がお手本になる。
・生涯スポーツ・・、今回出場して楽しさも悔しさも味わった、でもスキーはいくつになっても楽しめるスポーツ、いつまでも健康で大自然の中で気持ち良くスキースポーツを楽しみたい!